夫タケさん。2020年5月から開始した抗がん剤『パクリタキセル』投与を始めて2ヶ月が経った7月8日、初のMRI検査をした結果を聞きに夫婦で病院に行きました。
この頃は既に副作用の『末梢神経障害』が深刻になってきていて、両膝から下の痛み・足首から下の冷えを主治医に話をしました。
末梢神経障害はパクリタキセルに起こりやすい症状で、それに対しては良い方法が無いとの事でした。
(この日はビタミンの薬と神経痛の薬が処方されました)
目次
MRI検査の結果
「MRIの結果なんですけど、けっこう効いてると思います」
主治医にそう言われた時、タケさんはパッと私を見て、何とも言えない顔をしました。
驚きと安堵と喜びと…そんな諸々が入り混じったちょっと泣きそうな…そんな顔。
・元々あった腫瘍→ひと回り小さくなっている
・リンパ節の大きさ→小さくなっている
『全体的に少しずつ小さくなっているのでパクリタキセルの効果はありそう』との事。
・癌が小さくなる傾向にあるので可能な限り続けていくのがベスト
・問題は副作用から来る身体の諸症状。体調を見ながらどこまで続けられるかが当面の問題
診察室を出て
診察室を出て、待合の椅子に座って
「良かったね〜」
と私が言った時、タケさんはウルウルと涙ぐんでいました。
『腺様嚢胞癌に抗がん剤は効かない』と言われながらも投与を決めて、
辛い副作用に苦しみ続ける中、急にパッと光が差し込んできたような…
頑張ったから報われたような…達成感?充実感?
そんな涙ぐむタケさんの背中を私も安堵しながらさすりました。
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