訪問医との出会い/終末期のこと[4]

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セカンドオピニオンの病院で、これ以上できる治療は無いと言われたことで、緩和ケアに移行する事を余儀なくされた夫タケさん。

2021年11月初旬、かかりつけの大学病院の通院日、その事を主治医に伝えました。

その後、病院内の患者支援センターへ。

今後の医療をどうするのか、相談することになりました。

目次

今後の医療/選択しなければいけなかったこと

今後の医療についての選択肢は主に3つ

①緩和ケア専門病院への転院(病院での看取り)

②在宅医療への移行(自宅での看取り)

③在宅医療で看取りが難しくなった場合に緩和ケア病院へ入院する(病院での看取り)

緩和ケア病院を利用する、または利用する可能性を考えた場合、必要に迫られた時にすぐに入院は出来なくて事前に面談が必要になるので、申し込みと面談は済ませておいて、必要になった時になるべく迅速に入院できるようにしておいた方が良いとアドバイスをいただきました。

この頃といえばコロナ禍で入院したら面会が一切できなかったご時世でした。

…といっても緩和ケアという特性上、全く面会出来ない訳では無いようでしたが、以前の入院時のように毎日面会が自由に出来る訳ではありません。

会えないまま亡くなってしまう可能性を考えると①の選択肢は私には考えられませんでした。

でも、どうしても自宅で看取るのが病状的に厳しいと感じる時もあるかも知れないと思うと②の選択も怖くて。

それで、悩みながらも③を選択することにして、緩和ケア病院の連絡先を聞いて、なるべく近いうちに連絡するつもりで家に帰りました。

訪問医との出会い

帰宅後、担当のケアマネジャーさんに現状を報告した上で、

・自宅で看取りたいこと

・自宅で看取りが難しくなった時のために緩和ケア専門病院の受付と面談を済ませておきたいこと

を電話で話しました。

すぐに家に来てくれたケアマネさん。

タケさんと私の話を聞いた上で

「緩和ケア病院へ行く事無く、在宅での看取りはできますよ」

と言いました。

後から分かったことですが、たまたま包括支援センターから紹介されたケアマネさんでしたが、

そのケアマネさん、実は訪問医直結のケアマネさんで、訪問医のこと、終末医療についてもとても詳しいケアマネさんだったんです。

半信半疑のまま、結局緩和ケア病院への連絡はせず、訪問医へお任せする流れになりました。

そう日をあけずに突然訪問医からの電話。

「あと15分くらいで行ってもいい?」

突然いきなりの訪問です。

訪問医が言ったこと

訪問医は私のかかりつけの医師でもありました。

人柄は?といえば、「よく分からない」といった感じ。

いつも慌ただしくて

颯のように現れて颯のように次の患者さんの元へ去ってゆく

話を挟む隙を見つけるのが難しくて、こちらからの質問の返事はひとことふたことでおしまい。

なかなか人柄を知るほどは私の前にいてくれない感じ。

タケさんは初めましての医師です。

急にやってきて、問診して、全てデータは引き継いで確認済みであると言って、今困っていることを聞いて、

「じゃあ〇〇っていう薬出すから様子みてね」

そして「大丈夫、大丈夫〜」

と言って颯のように去っていく…この間5分くらい(笑)

玄関まで見送った私に医師は手招きしました。

そして2人で外へ。

医師が私に言ったこと

引き継いだ情報を見る限り、余命はもうそんなに先までは無いよ。年は越せないと思う。

本人も家族も悔いが少なくなるように、やっておきたいことはなるべく早くやったほうがいいし、話したいことは話した方がいい。

どうしてもという時には、薬でうつらうつらと眠らせて、声を掛ければ反応するような状態にする事もできる

自宅で看取ることはできるから大丈夫

そう言いました。

両目が見えなくなる可能性があると言われていて、最期まで在宅で過ごせるか不安がある

と言った私に

多分両目が見えなくなるまでは生きられないと思う

と言いました。

そしてダッシュボードにパトランプを載せた車で颯爽と帰っていきました。

これが訪問医と私達家族の出会いでした。

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