抗がん剤『CBDCA+5FU(カルボプラチン+フルオロウラシル療法)』を行なった時のこと

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夫タケさんが上顎洞癌(腺様嚢胞癌)のため、抗がん剤『CBDCA+5FU(カルボプラチン+フルオロウラシル療法)』を行なう為、2020年2月17日〜2月22日の6日間入院しました。

この治療をやる事になった経緯

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タケさんにとって、生まれて初めての抗がん剤投与です。

目次

入院中のスケジュール

これも5日間の入院で、入院中は副作用はほとんど無く退院したので、あまり記憶が無く…

病院からもらった治療のスケジュールの紙を保管してありました。

これによると6日間のうち、抗がん剤を投与したのは4日間だったという事になります。

吐き気どめの点滴をしつつ、抗がん剤を点滴して投与しています。

点滴の針はずっと刺したまま、24時間抗がん剤(フルオロウラシル)を投与し続けていました。

抗がん剤の主な副作用は『食欲不振・吐き気/口内炎/下痢/脱毛』。

この中で入院中に起こる可能性があるのが『食欲不振・吐き気』のみ。

残りは退院後に出る可能性があるという事になります。

タケさんに起こった副作用

実際にタケさんに起こった副作用ですが、入院中はほぼ無いに等しい感じでした。

元気に退院した後、数日後だったでしょうか?粘膜炎で喉の痛みが強くて眠れない日が数日間ありました。

そして脱毛。もともとタケさんは毛量が多かったので、見た目的にはあまり変化は無いように見えましたが、けっこう抜けました。

ベッドのシーツや枕は髪の毛だらけ。浴室の排水口もスゴい量の髪の毛でした。

抗がん剤投与の期間が4日間のみでしたからこの程度で済んだのでしょうが、それでも4日間でこれだけ出るのですから、抗がん剤って怖い薬だなと思いましたね。

タケさんが気にしていたこと

癌が最初に分かった時からずっとタケさんが気にしていたのが、『仕事』の事です。

会社を営んでいたタケさんは、いつも会社の事を考えていました。

自分が仕事が出来なくて会社が潰れてしまったら、社員の生活も、家族の生活も守れなくなると思っていたのだと思います。

癌の治療の選択の度にタケさんが医師にはじめに確認するのが

・入院する必要があるのか(通院で治療できないか)

・(入院しないといけないのならば)何日間入院が必要か

でした。

『癌が大きくならないよう最速で治療を開始する』事と

『なるべく仕事に影響が出ない方法を選びたい』事をいつも優先に考えていました。

今回の入院では、

通院でもできるが、何回かに分けて通院する分、次の治療『ニボルマブ』の投与が遅れるので、悩んだ結果の入院でした。

入院中も仕事をしていましたし、とにかく最速で退院をしたがっていました。

(超寂しがりやだから…というのもあるかも(笑))

入院中のタケさんの様子

手術した前回の入院と違い、この時の入院は点滴だけでしたから、入院中は…

日中は仕事、夜はゲーム。私達がお見舞いに行っている時はいつもの『トランプ[大富豪]』(笑)

といった感じだったと思います。

次の治療『ニボルマブ(オプジーボ)』

この『CBDCA+5FU(カルボプラチン+フルオロウラシル療法)』を終えた事でアリバイを作ったので、

本来のやりたかった治療『ニボルマブ(オプジーボ)』が投与できることになりました。

3月4日スタート。

4回投与後に検査をして効果を確認する事になりました。

※抗がん剤の効果・副作用は人それぞれです。また同じ抗がん剤でも投与の回数によっても出る副作用は変わってきたりもします。「こんな症状の人がいるんだなあ」というくらいの感覚で読んでくださると嬉しいです。

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