左上顎全摘術/術後翌日

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※術後翌日のタケさんの写真を載せました。苦手な方は読み飛ばしてくださいね。※

2019年9月4日、手術翌日、タケさんはICUから一般病棟に移りました。

全身管だらけ。

顔は大きく腫れています。

ほとんど眠っている感じでずっとうつらうつらしている状態。

声をかけると目が覚めて、意思表示はしっかりできていました。

何か訴えたいことがあると右手で字を描く仕草をするのでペンを持たせて、ペンの先にホワイトボードを持っていくと字を書きます。

「○○が痛い」「ナースコールして」等、身体が辛いところを書きます。

目次

私が「聞いてないよ」と思ったこと

一般病棟に移ったことでタケさんの身体の見える部分をちゃんと見ることになりました。

痛々しいその姿にも驚きましたが、もうひとつ驚いたことがありました。

鼻の横を目立たなくなるように切ると教授先生は言っていましたが、唇まで切れていた事です。

上唇が左から3分の1くらいの位置でカットされていて、縫われていました。

唇まで切るなんて聞いてないよ“

“ちゃんと食べられるようになるのかな?“

タケさんの見た目の問題、食事の問題。とても不安になりました。

術後72時間

術後72時間が大切な時期とのことでその間はなるべく身体を動かさないようにします。点滴にもそんな作用が入っているようでした。

その後、少しずつ昼夜の区別をつけるようにし、ベッドの角度も上げられるようになると言われました。

家族が困ったこと

タケさんがこんな状態で家族が一番困ったこと…

それはタケさんが喋れないこと

タケさんは家族のムードメーカー。いつも話題の中心にいましたし、笑いの中心もタケさんです。

私もパカラさんもゴボさんも、ただでさえ不安でいっぱいで出てくる話が無いのです。

頼みのトランプ“大富豪“もできません。

タケさんが笑わせてくれた

もうすっかり夜…

タケさんが書きたい仕草をしました。

「だいじょうぶだからもうかえり♡」

こんな状態でハートマークを書いたタケさん。3人で笑いました。

やっぱりタケさんは最高だ!!

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