タケさんの癌を治すための手段は2つ
- 眼球ごとごっそりと癌を取り除く手術をする
- 重粒子線治療をする
選択肢は二つと言いながら、実際のところは一つのようなものでした。
重粒子線治療 自費314万円 後悔その①
ひとつ目はなんと言っても医療保険に先進医療特約を付けなかったこと。
https://cs.sonylife.co.jp/lpv/pcms/sca/ct/medical/advanced-medical-care/what.html?lpk=
先進医療とは、「治療効果が高い」「体に優しい」「回復が早い」など、これまでにはなかったメリットを持つ医療技術です。がんなどを外科手術せずに治療する技術や、一度は失ってしまった体の機能を取り戻す技術など様々な医療技術があり、2022年4月1日現在84種類の医療技術が登録されています。
その高い治療効果は先進医療を実践する医療機関から報告され、注目を集めています。一般的な保険診療の水準を超えた医療技術、それが先進医療です。
癌が分かる数ヶ月前、「今入っている保険に月に数百円プラスの掛け金で入れる」と保険屋さんがおすすめに家まで来てくれたのに断ったんです。
かかる可能性が低い稀な病気のために数百円だって支払うのはもったいないと思ったんですよね。
だってまさか家族が300万円を超えるような高額な治療が必要になる日が来るなんて夢にも思わなかったんです。その時は。
入っておけば良かったなぁ。
重粒子線治療 自費314万円 後悔その②
後悔ふたつ目は、住宅ローンの繰上げ返済を頑張ったこと
我が家はパカラさんが3歳の時に神奈川県でマンションを買いました。新築マンション。それも頭金なしで。
そのマンションでは良い環境の中、良いママ友にも恵まれて、幸せな生活で、それ自体はとても満足していました。
でも頭金なしなので月々の返済額が家計を苦しめ続けていました。
タケさんの仕事の主軸が千葉県に移って6年間、タケさんは千葉県と神奈川県を行き来していました。
週末しかタケさんは家にいないので私は「週末婚」と呼んでいました。
パカラさんが難しいお年頃になってきたのを機に、思い切って千葉県に引っ越すことに。
ここでも頭金なしだった事が足を引っ張ります。マンション売っても多額の借金が残るのです。
ここで選択したのが、住み替えです。残った借金を新しい家の住宅ローンに上乗せして支払うことにしたんです。
無事に引っ越す事ができて、住環境は満足。いつもタケさんがいて、引っ越してきて良かったと心底思っています。
でも住宅ローンはマンションの時と比べて月々の返済額は変わりないのですが、返済終了が73歳!!
いくらタケさんがサラリーマンじゃないから定年が無いとはいえ、不安ですよ。
こうしてマンション購入した時からずっと「まとまった貯金ができたら繰上げ返済」というのを繰り返していました。
その頃は主婦雑誌にも「住宅ローンの繰上げ返済は節約効果が高いからやるべき」みたいな風潮でした。
今は「無理してやらなくてもいい」みたいな風潮ですよね。
タケさんが癌になった事でタケさんの病気の不安の次に私が不安になったのは今後のお金のこと。
タケさんが働けなくなったらタケさんの会社も潰れます。
そうなったら当然社員も路頭に迷うことになるかも。社員であるパカラさんも。
そんな中での314万円です。
繰上げ返済なんてしなきゃ良かった。
その分貯金しておけば良かった。
314万円ポーンと支払っても痛くも痒くもないよって感じにしておきたかったな。
またまた「タラレバ」のおはなし。
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