この頃の千葉県はもう冬?と思うくらい寒かったかと思えば、昼間は汗ばむ陽気だったり…と気温の変化に身体が追いついてきません。
家事代行スタッフとしてはこの時期は服装に要注意です。急に寒くなってきてお客様宅は暖房を入れ始めるタイミング。
お客様はあまり動かないので寒いのですが、私は動き続けているので、体感温度にかなりの差があるんです。
この頃は毎日汗だくですよ。汗が目に入ってしみるしみる…。
今の時期、半袖に上着がちょうど良いです。直前に上着を脱いで入室です。
タケさんの検査画像
大学病院から重粒子線治療の病院への紹介状と一緒に持たされたCD-Rを自宅のパソコンで開いてみました。
紹介状のPDFと、何やら色々検査のデータが入っていました。
専門的な画像で私が見てもよく分からないものがほとんどでしたが、MRI?CT?と思われる画像は何度も見せてもらっていた画像でしたので何となくは分かります。
丸で囲んだ箇所が癌です。骨を破壊し、大きくなっています。素人が見ても明らかな左右差が分かります。
腺様嚢胞癌は比較的進行がゆっくりとの事。
ここまで大きくなるという事は数年前から癌があったかもしれないと大学病院の主治医は言っていました。
腺様嚢胞癌(上顎洞癌)ステージ4aの自覚症状
こんなに素人が見ても明らかな大きな癌が副鼻腔にあって、既にステージ4aの状態のこの頃のタケさんの「酷い花粉症」以外の自覚症状といえば
- たまに鼻血が出る
- 左頬に痺れた感じがある
それくらいなものでした。
私が後悔していること
タケさんの癌が腺様嚢胞癌という比較的進行が緩やかな癌であること。既にステージ4aであること。
それを知った私がずっと今も後悔していること
いったいいつからこの癌はタケさんに住み着いたのだろうか。1年前?2年前?それとももっともっと前?
“タケさんは酷い花粉症“
それはタケさんと出会った頃からで、事あるごとに大きなくしゃみを連発するのを笑ってたんです。
当たり前の光景で、アレルギーの市販薬を買うのも当たり前。
病院嫌いなタケさんはそうそう病院には行きません。だから当たり前。
一度でも耳鼻科に行っていれば…
いや、市販薬に頼るのではなく、病院の処方薬を飲む。そんな生活習慣にしていれば…
一般の人間ドックではなく、少し追加料金を払って脳ドックを受けていれば…
タケさん曰く、「そんなに早く癌が分かっても、重粒子線治療ができる時代だったかは分からないよ」と言います。
そう、全て「タラレバ」の世界です。そんなの分かっているんです。
でももっと早く発見できていれば、今も明るい笑い声がこの家に響いていたかも知れなくて、そんな当たり前だった日常が本当は貴重だったなんて知らずに済んだかもしれないのに。
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