先日、重粒子線治療をすると決めた当日に歯を3本抜いたと書きました。
今回は、その他にも入院前にした検査等お話ししようと思います。
3日連続で病院に通いました。
やった事はこんな感じ…
9月7日…重粒子線治療決断、その後歯科治療
9月8日…CT撮影
9月9日…MRI撮影・固定具の型取り
固定具の型取りについて/マウスピース作成
型取りは私がやったわけではないので表現が難しかった為タケさんのブログから引用しました。
重粒子線照射ではわずかな照射位置のズレも許されないそうで、そのため「固定具」を作りました。
http://blog.livedoor.jp/onaga_ren/archives/6537007.html
照射中はベッドに寝ているのですが、その姿勢で型を取ります。
ぶよぶよした粘土のようなものの上に横になり、まさに自分の体の「型」を取りました。
さらに私の場合は頭頸部への照射となるため、頭頸部の固定をするための「型」も取りました
この型を取ることで照射時身体と頭がしっかり固定されるのですね。
注意点
重粒子線治療をしている間は髪型を変えたり散髪はできません。
この時に取った型が合わなくなるからだそうです。
1ヶ月以上ある入院期間中髪が切れないので、タケさんはこの型を取る前に髪を短めに散髪しました。
もうひとつ、マウスピースも作成しました。
マウスピースを噛んだ状態で照射します。口の中の小さな動きも固定してしまう感じですね。
これで入院前のやることはひと通り終了です。
9月20日から入院となりました。
癌発覚から重粒子線治療開始までで良かったと思えたこと
①希少癌と言われるタケさんの癌を初診で見つけてもらえたこと
腺様嚢胞癌は見つけてもらえるまでに自覚症状がありながら幾つも病院を転々として何年もかけて判明するケースが多いと聞きます。
タケさんは初診で診てもらったいわゆる「街の耳鼻科」ですぐに組織を採取して検査に出してもらえた事で、癌を発見できたのは本当に有り難かったことでした。
そこの耳鼻科、実はちょっと変わり者の先生。先生はいつも作務衣を着ていて、看護師さん達は先生の圧に押されて診察室内はいつもピリピリムード。タケさんのお母さんの「舌癌診断疑惑」のこともあり、ちょっと通うの嫌だなって思ってたんです。
もう今は足を向けて寝れませ〜ん。先生、ありがとうございました。
②癌発覚から1ヶ月というスピードで重粒子線治療の入院まで進められたこと
病院を4つも転々としたのに1ヶ月で入院まで漕ぎ着けることができたのは良かったです。
タケさんがなるべく早い日程でとお願いして、病院側も最短のスケジュールで先に進めてくれたおかげでした。有難かったです。
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