2023年7月– date –
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会いたかった兄との時間②/終末期のこと[7]
⑦終末期のこと2021年10月下旬『夫タケさんの余命が週単位である可能性も十分に考えられる』と説明し、一刻も早く帰国できないかとタケさんに内緒でLINEしてから5日後の飛行機で帰国した兄。 中国に単身赴任中だった兄。 この頃はまだゼロコロナ政策中であり、人の往来も少なかった時期。 帰国したのはいいものの、日本での隔離生活2週間。中国に帰った後もホテルでの隔離生活3週間。合計5週間の隔離生活を覚悟して帰国してきてくれました。 タケさんとの再会を果たしたのは隔離期間が明けた11月中旬のこと。 隔離明けすぐに1人... -
ついにその日が…/お化け胡蝶蘭『ゲイシャワルツ』
ガーデニング当たり前に景色のように何ヶ月もそこにあった胡蝶蘭。 あれ? っと気付いたのが今週月曜日。 なんかしおれてる? 右側の2輪… そしてこれが今日。 右の3輪と左の1輪… 想像以上のスピードで萎れていってます。 【驚異的な花持ちの良さ/『ゲイシャワルツ』(仮)】 この胡蝶蘭をお迎えしたのは昨年12月。 12月28日の写真。 ここに初登場していますが、購入した時には蕾が2つありました。 写真には蕾はありません。 …という事は購入時期はこれより少し前という事になります。 最初は 『毒々しい』 なんて思っていた花... -
恐れていたことが…/両目失明/終末期のこと[6]
⑦終末期のこと上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発によって、癌が脳に転移し緩和ケアに移行した夫タケさん。 余命宣告された時には既に左目は見えなくなっていて、右目も見えなくなる事が十分に考えられる状況ではありました。 在宅医療の医師から『両目が見えなくなる状態になるという頃までは生きられないであろう』と言われたのが11月初旬。 両目が見えなくなる可能性は心の片隅に置きながらも医師の言葉もあり「そんな事は無いだろう」なんて不安を上書きするかのように不安に蓋をして日々を過ごした、というのが正しい表現だった... -
会いたかった兄との時間①/終末期のこと[5]
⑦終末期のこと2021年10月、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)が脳に転移し、余命宣告をされた夫タケさん。 医師からは「やりたいこと、会いたい人がいたらなるべく早く行動した方がいい」と言われました。 『万が一亡くなった時の為に』と言いながらタケさんはあれこれ急いで行動を起こします。 慌ただしい毎日。 【会いたい人は『兄貴』】 ふと何気なく自然な感じで次男ゴボさんが「お父さん、会いたい人とかいないの?」と聞きました。 タケさんは 「うーん…兄貴に会いたいな…」 と言いました。 タケさんは両親と兄とタケさんの4人家族... -
訪問医との出会い/終末期のこと[4]
⑦終末期のことセカンドオピニオンの病院で、これ以上できる治療は無いと言われたことで、緩和ケアに移行する事を余儀なくされた夫タケさん。 2021年11月初旬、かかりつけの大学病院の通院日、その事を主治医に伝えました。 その後、病院内の患者支援センターへ。 今後の医療をどうするのか、相談することになりました。 【今後の医療/選択しなければいけなかったこと】 今後の医療についての選択肢は主に3つ ①緩和ケア専門病院への転院(病院での看取り) ②在宅医療への移行(自宅での看取り) ③在宅医療で看取りが難しくなっ... -
仏壇のマナー/我が家流でいこう
日々の雑記毎日毎日いやあ、暑い。 私の住む千葉県、気温35度ですよ。早朝から窓を開けると熱風が室内に入り込んできます。 土日祝日でせっかくの3連休だったのに、あまりに暑くて何処にも出掛ける気にもなれず、何もやる気にもなれず、3日間ともゴロゴロ過ごした怠惰な私です。 この暑さでダメになってしまわないよう、とりあえず庭の草木に水をあげる…これだけは何とかやり遂げました(笑)私ったらエライ!! 薔薇はこんなに暑いのに2番花を咲かせてくれています。 ただでさえ暑くて株が消耗しそうなので蕾の状態で剪定して... -
自分がもし亡くなった時のための準備/終末期のこと[3]
終末期のこと昨年9月にこのブログを開設して10ヶ月が経とうとしています。 誰かの役に立てるかもしれないとブログを書いていた夫タケさんの『意思を継ぐ』というのは大袈裟な表現なのかもしれませんが、本人ではない家族からの目線で何かしらお伝えできることがあるのではないか?と思って始めたのこのブログです。 ブログを書きながら闘病生活を思い出してしまって辛くなってしまったり、 タケさんを想って寂しくなったり恋しくなってしまったり… 心が辛くなり過ぎてしまう時には未亡人となった私の何気ない私生活やらどう... -
『髪を金髪にする』/余命宣告後に夫がしたこと/終末期のこと[2]
終末期のこと癌が脳に転移してこのあとに出来る治療は無いと夫タケさんが余命宣告されたのが2021年10月。 そこからタケさんは急ピッチであれこれ準備を始めました。 その中で大事にしたのが『会いたい人に会う』ことでした。 【髪を金髪にする】 会いたい人に会う。 タケさんの行きつけの美容院は最寄り駅の目の前。 単身赴任していた頃からだからもう20年以上の付き合い。 私達が引っ越してきてからは家族4人全員の行きつけになっています。 抗がん剤パクリタキセルで髪が抜けてしまって美容院に行く必要が無くなってしまった... -
胡蝶蘭/陶器鉢に穴を開ける
ガーデニング先日胡蝶蘭を買いに片道2時間強かけて行った『椎名洋蘭園』さん。 気に入った胡蝶蘭を3鉢我が家にお迎えしました。 花が終わりかけだったチョコビッツは早々にお花が終わってしまって、500円で購入したサマーローズも伸びた花茎から開花した花があと一輪だけ。 3本立ち満開で購入したアンナ・ララティーも花がしおれて今日花茎をカットしました。 購入してから1ヶ月弱です。 そうやって考えるとゲイシャワルツ(仮)は購入して丸7ヶ月で落ちた花ひとつだけ…という驚異的な花持ちの良さを維持しています。 この... -
余命宣告されてから夫タケさんが急ピッチで行動したこと/終末期のこと[1]
⑦終末期のこと脳に癌が転移してこの後の治療法が無い。余命は月単位。週単位もあり得ると夫タケさんが余命宣告されたのが2021年10月でした。 その日からタケさんは生きる事を模索しながらも、あれこれ急ピッチで行動を起こしました。 それは一見『死ぬ準備』に見える行動でしたけど、実際は『生きるために万が一に備える』という行動だったように感じています。 【タケさんが急ピッチで進めたこと】 余命宣告されてからセカンドオピニオンの病院への受診を待たずにタケさんが急ピッチで進めたこと ・社員を守ること ・自分がい...
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