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抗がん剤『パクリタキセル』投与開始から半年間の口の中の変化
⑤パクリタキセル投与までのこと2020年5月、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、夫タケさんは抗がん剤『パクリタキセル』投与を開始しました。 今までは抗がん剤の副作用のことを書きました。 投与中の副作用もとても辛く苦しいものでしたが、投与中、口の中も少しずつ変化していきました。 今回は投与開始後から半年間の口の中がどう変化したか書いていきます。 ※このあと、口の中の写真がたくさん出てきます。苦手な方はスルーしてくださいね。 【上顎洞癌(腺様嚢胞癌)口の中の変化】 重粒子線治療の後、再発して左上顎全摘の手術を受けたタ... -
抗がん剤『パクリタキセル』投与の日常/夫タケさんに謝りたいこと
⑤パクリタキセル投与までのこと抗がん剤『パクリタキセル』を週に一度投与するようになって、夫タケさんは色々な副作用に悩まされることになりました。 特に辛かったのが末梢神経障害です。 少しずつ少しずつその症状は進行していきました。 最終的には寝たきりになる直前まで症状は悪化していきましたが、 最初は痺れや冷えといった自覚症状のみで、日常生活に支障が出るようなことはありませんでした。 でも日常生活に支障が無いといってもタケさん本人はとても辛くて… 痺れて冷たくて… なんとかしてあげたくて始めたのがマッサージでした。 ... -
『パクリタキセル』投与開始後初めてのMRI/癌の縮小
⑤パクリタキセル投与までのこと夫タケさん。2020年5月から開始した抗がん剤『パクリタキセル』投与を始めて2ヶ月が経った7月8日、初のMRI検査をした結果を聞きに夫婦で病院に行きました。 この頃は既に副作用の『末梢神経障害』が深刻になってきていて、両膝から下の痛み・足首から下の冷えを主治医に話をしました。 末梢神経障害はパクリタキセルに起こりやすい症状で、それに対しては良い方法が無いとの事でした。 (この日はビタミンの薬と神経痛の薬が処方されました) 【MRI検査の結果】 「MRIの結果なんですけど、けっこう効いてると思い... -
抗がん剤『パクリタキセル』の副作用②/辛かった『末梢神経障害』
⑤パクリタキセル投与までのこと夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、2020年5月13日から2021年3月31日まで、抗がん剤『パクリタキセル』を計38回投与しました。 パクリタキセルの副作用で一番辛かったのは末梢神経障害です。 【初期の頃】 最初の自覚症状は足が痺れる感じ。 タケさんいわく、『正座した後、足が痺れて「触るな〜!!」ってなるあの感じ』だそう。 触ると『靴下を何枚も履いた足を触っているような感覚だ』と言っていました。 感覚が鈍くて、とにかく足が冷たく感じると。 段々とその感覚は強くなっていって、7月だと... -
夫タケさんに起こった抗がん剤『パクリタキセル』の副作用①
⑤パクリタキセル投与までのこと夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、2020年5月13日から2021年3月31日まで、抗がん剤『パクリタキセル』を計38回投与しました。 約10ヶ月の間、たくさんの副作用に悩まされました。 主治医の話では「若いし体力もあるので1ヶ月くらいは目立った副作用は無いと思いますよ」と言われていたのに、タケさんは早期からあれこれ副作用が出ました。 【早期から起こった副作用】 ①脱毛 脱毛の副作用は起こるがツルツルになるというほどでは無いと主治医には言われていました。 しかーし、猛烈な脱毛スピードで... -
抗がん剤『パクリタキセル』の副作用/知っておいていただきたいこと
⑤パクリタキセル投与までのこと上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発のため、夫タケさんは抗がん剤『パクリタキセル』の投与を決めました。 2020年5月13日から2021年3月31日まで、約10ヶ月間。計38回投与しました。 【同意書に書いてあった『起こりえる副作用』とは】 パクリタキセルの投与の目的の欄には『根治』ではなく ・生存期間延長 ・病勢制御 と書かれています。 パクリタキセルの副作用や合併症 プリントされた書類に二重丸や下線を手書きされた箇所に黄色の下線を付けました 早期に起こるもの ・薬剤による過敏反応 ・食欲不振・全身倦怠感 ... -
抗がん剤『パクリタキセル』投与を決めた理由②
⑤パクリタキセル投与までのこと上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発の治療の為、抗がん剤『ニボルマブ(オプジーボ)』を投与していた夫タケさん。 しかし、タケさんには全く効いていないという事が分かり、オプジーボの投与は5回で終了となりました。 2020年5月、主治医との話し合いで、次の治療として選んだのが、 遺伝子検査の結果を待ちながら、抗がん剤『パクリタキセル』の1剤投与を行う というものでした。 【遺伝子検査とは?】 医師の説明では、遺伝子検査とは… (タケさんの場合、手術の際に採取した組織を使って)検査に出して、網羅的な遺伝... -
抗がん剤『パクリタキセル』投与を決めた理由①
⑤パクリタキセル投与までのこと夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)治療のため、抗がん剤『ニボルマブ(オプジーボ)』を計5回投与が終わったその日、担当医からの電話で、癌が大きくなっていることを知らされました。 2020年5月7日、今後の治療方法の相談に夫婦で病院に向かいました。 【今、癌はどうなっているのか】 診察室に通されて、まず最初に今の癌の状態がどうなっているのか説明がありました。 ・ルビエールリンパ節(喉の奥にあるリンパ節)に転移していた癌が大きくなっている ・逆側も腫れている ・首の手術していない側のリンパ節...
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