上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発のため、
抗がん剤『カルボプラチン+フルオロウラシル』
抗がん剤『ニボルマブ(オプジーボ)』
と投与してきた夫タケさん。
効果が無いと判定されて、その後の治療として
抗がん剤『パクリタキセル』一剤投与を選択して、2020年5月13日から計38回投与しました。
パクリタキセル投与/当日の流れ
パクリタキセルは1週間に1回、通院。点滴で投与しました。
当日の流れはオプジーボの時とほとんど変わりません。
ただ、点滴で投与する、その投与時間が約1時間半かかりました。
オプジーボが40分でしたから、2倍強の時間です。
病院に着いてから投与終了までの流れ
・採血室で採血
・(耳鼻科の待合で)酸素飽和度/体温/血圧/体重の計測
・耳鼻科診察
・点滴室で順番待ち
・オプジーボ投与
10時に採血予約だとして、耳鼻科の待合室で結果を待って、診察室に呼ばれるのは12時頃。
それから点滴室に移動して、点滴の順番待ちがとにかく長くて、点滴開始は14時を過ぎる事が多かったです。
2ヶ月に1回MRIやCTの検査が抗がん剤投与の前の時間帯に入ります。
検査が入ると、遅い時には病院を出るのは17時を過ぎていました。冬はもう真っ暗でしたね。
パクリタキセルになぜアルコールが含まれているのか
大変だった事のひとつに、パクリタキセルにはアルコールが含まれているので、『車の運転ができない』ということでした。
私が仕事を休める日は私が。休めない日はタケさんの職場の人が送り迎えをしてくれました。
帰りの車の中は独特な匂いが充満していました。
『酒臭い』というよりも、『酒が混じった薬臭い』といった感じです。(分からないか?)
なぜパクリタキセルにはアルコールが含まれているのか?
なぜにわざわざアルコールを含ませるのか?
それは、パクリタキセルは水に溶けにくい性質を持っているためなんだそう。
そのために、無水エタノールを含んだ液体に溶かしているとのことでした。
パクリタキセル投与/一回の治療費
パクリタキセル投与にかかる一回の治療費は、タケさんの場合(3割負担)8000円強でした。(検査が無い時)
オプジーボの時と比べると随分お手頃価格だと感じました。
それでも1ヶ月だと結構な金額になりますが、金銭的な負担が減ったのは有り難かったです。
次からはパクリタキセル投与の副作用について書いていく予定です。
でも、これ、思い出す事自体がものすごく気の重くなる辛い日々だったので、また追って少しずつ書いていくことにしますね。
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