少し前になりますが、“アートクラフトin市原“に行ってきました。
“手作り市“とでも言うのでしょうか。ハンドメイドの品が並ぶ市場といった感じ。
前回行ったのは3年前だったかな?
ちょうど家族で“ポケモンGO“にどハマりしていた時期で、ポケモンがたくさん出没するスポットを探して出かけた公園で偶然開催されていたんです。
今年はパカラさんが一緒に行ってくれました。
私はとにかく即決が苦手。とことん吟味して気に入ったものだけを手に入れたいんです。
タケさんと出かけると結局ウィンドウショッピングだけで終わってしまって何も買わない私に「なんでもいいから買え」なんてよく言われました。
いやいや、そうは言ってもよ、衝動買いして後悔するなんてお金の無駄よね?
家の中でそれを見る度に「無駄だったなぁ」なんて思わなきゃいけないなんて嫌だわあ。
購入するまでの私の行動
開始時間直後は混むので午後イチで到着。
パカラさんには「とりあえず一周してどんなものが売られているのかチェックして、それから昼ごはん食べながら何を買うか考えて、もう一度行ってその時に買うから」と伝えておきました。
全てが手作り品。もうワクワクが止まりません(笑)
市販品は大量生産だけれども、手作り品は全てがオンリーワン。同じように見える品も若干違うんです。
本当はあれこれ触って手触りも楽しみたいところだけれど、コロナ禍ということもあり、触れるものは購入意思のあるものだけに絞ります。
全部の店舗を見て回るのでこの1周目が一番時間がかかります。
それからお昼ご飯。
結局決めきれずに、2周目に突入。
パカラさん「母さん、これって3周目があるってことだよね?」はい、正解です(笑)
そして3周目で欲しい品がある店舗に向かいます。
店員さんに「お帰りなさい」と言われてしまって、「ただいま」って私。
今回の戦利品
こうやって悩みに悩んで購入した品は2つ。
ひとつ目は陶芸家、今井梨絵さんの蓋つきの器。たぶん今井さんご本人がお店に立たれていたと思うのですが、素朴なお人柄だったのに商品の説明をしてくれた時に制作愛を感じたんですよね。
やきしめの器は色が移ることがあるので、水にくぐらせるか食用油を塗ると汚れがつきにくくなると書いてあったので食用油を塗った後の写真です。(最初はもっと真っ白でした)
これは梅干しを入れる器として購入しました。結婚してから30年、ずっとこんな器に梅干しを入れたいと思っていたのです。30年巡り会うことは無くて、ずっと妥協せずタッパーで代用してきたのだけど、妥協しなくて良かった〜。
ふたつ目は“くらふと宮野“さんのカッター。
これ、寄木細工だと思うのですが、寄木細工って規則的な模様が一般的だと思うのですが、この不規則な組み合わせが魅力的だったんです。
こんなに細かい細工なんですよ。スゴいと思いませんか?職人魂を感じました。触った木の感触も素晴らしくってずっと触っていたいっっ(木フェチ(笑))
お二方とも私の住んでいる千葉県の作家さん。地元にこんなに素敵なものづくりをする作家さんがいらっしゃるなんて、嬉しい限りです。
大事に使いますね。
「一生もの」の定義
私の「刺さるワード」
一生もの
ググってみたところ
生涯にわたって使い続けることができる品。長く使える良品。だそうです。
今回購入した品は、割れたり壊れたりしたら生涯使える訳ではないですから、一般的な一生ものとは言わないのかもしれませんね。
私の定義する一生ものとは…
自分が生きているうちは大事に使いたいもの
といったところでしょうか。
私の価値観は私だけのもの。息子たちに引き継いでもらいたいわけではありません。私がいなくなったら処分しまってもいいのです。
私が生きている間は私の気に入ったものに囲まれて暮らしたい。
それが私の“一生もの“
そんなこんなで帰る頃には夕方になっていました。
長い時間付き合ってくれたパカラさんには、パカラさんが望んで選んだカッターをプレゼントしました。
口には出さなかったけれど、こだわる母さん。「やれやれ…」って感じだよね。
付き合ってくれてありがとよ〜
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