タケさんの闘病– category –
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抗がん剤『CBDCA+5FU(カルボプラチン+フルオロウラシル療法)』を行なった時のこと
タケさんの闘病夫タケさんが上顎洞癌(腺様嚢胞癌)のため、抗がん剤『CBDCA+5FU(カルボプラチン+フルオロウラシル療法)』を行なう為、2020年2月17日〜2月22日の6日間入院しました。 この治療をやる事になった経緯 ↓↓↓ タケさんにとって、生まれて初めての抗がん剤投与です。 【入院中のスケジュール】 これも5日間の入院で、入院中は副作用はほとんど無く退院したので、あまり記憶が無く… 病院からもらった治療のスケジュールの紙を保管してありました。 これによると6日間のうち、抗がん剤を投与したのは4日間だった... -
左上顎洞全摘術/まとめ
タケさんの闘病夫タケさんが上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発の為、2019年9月、左上顎洞全摘術を受けました。 重粒子線治療の3年後の再発でした。 重粒子線治療の後なので通常の切除術とは少し状況が違うのかもしれませんが、記事をまとめました。 今も闘っているどなたかの参考になれば幸いです。 ①癌再発の経緯/今後の治療についての教授説明 最初に癌が分かった時の教授説明では手術となれば眼球まで切除が必要と言われたタケさん。 この再発の時は手術という選択をしたにも関わらず、眼球を残せたのは重粒子線治療で癌が縮小してい... -
夫タケさんが『カルボプラチン+フルオロウラシル療法』を始めるまでのこと②
タケさんの闘病上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発で左上顎全摘術を受けたタケさん。 2020年1月末の検査で右上顎の奥に癌が出来ていること、そしてリンパ節への転移が確定しました。 【今後の治療の選択肢は2つ】 今後の治療の選択肢は大きく分けて2つでした。 ①重粒子線治療 ②抗がん剤治療 重粒子線治療の病院、大学病院、それぞれの主治医の説明を聞きました。 重粒子線治療の主治医の話 ・重粒子線治療をやったからといって、必ず良い結果になるとは限らない。 ・重粒子線治療をやっても病気は一時落ち着いて進行を抑えられるかも... -
夫タケさんが『カルボプラチン+フルオロウラシル療法』を始めるまでのこと①
タケさんの闘病夫タケさんが左上顎全摘術を受けて退院したのが2019年10月11日。 そして2020年2月18日、抗がん剤CBDCA+5FU(カルボプラチン+フルオロウラシル療法)投与のため6日間入院することになります。 その抗がん剤投与の治療をすることになるまでの約4ヶ月間のタケさんの病気にどんな変化があったのか書いていきます。 【リンパ節転移の可能性】 手術が決まった後の検査でリンパ節転移の可能性があることが分かっていたのですが、PET検査や追加で行った検査でもはっきりと癌である確証は得られなかっ... -
左上顎全摘術の後のこと/夫タケさんの身体の変化/後悔していること
タケさんの闘病上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発により、左上顎全摘術を受けた夫タケさんが2019年10月11日、43日間の入院を経て退院しました。 今回はその退院後のタケさんの身体の変化について書こうと思ったのですが… 書こうと思って思い出そうとしたんですけどこの時期の事はほとんど思い出せない(汗) 人間の記憶というのは恐ろしいもので、大変だった事も時間が経つと強烈な記憶のみ残って、あとは段々と月日が経つごとに忘れていくものなんですよね。 だから人間は生きてゆく事ができるのだと聞きますね。確かに大... -
左上顎全摘術/43日間の入院費はいくらかかったのか
タケさんの闘病上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発によって、2019年8月30日から10月11日まで夫タケさんは43日間入院して、左上顎の全摘術を受けました。 43日間の間に手術が2回 ①左上顎全摘術 ②(鼻の奥が塞がってしまったため)切開術 【43日間の入院費】 43日間の入院費です。 合計…1,060,027円 病院から請求されたもののみの全てです。 タケさんは病室で仕事をするため個室を利用したので差額ベッド代(643,430円)も含まれます。 それを差し引くと 416,597円 かかった事になります。 【民間の保険からおりた金額】 タ... -
入院中の便利グッズ/タケさんの心/左上顎全摘術
タケさんの闘病2019年8月30日から10月11日まで、夫タケさんは左上顎全摘術によって43日間入院しました。 【入院中のお助けアイテム】 前回の重粒子線治療は入院から退院まで問題なく歩けるし動けていましたが、今回は術後、身動きが取れない期間があって、その後も気管切開したことによって痰の吸入を自分でやる必要がありました。 そんな入院生活を支えたお助けアイテムがこちら ↓↓↓ 無印良品の三面鏡。 何がいいって、これ自立するんです。 大きさはこんなくらい ベッドの机の上に鏡を自立させて、自分の喉を見なが... -
左上顎全摘術/術後〜退院まで/上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発
タケさんの闘病2019年9月3日、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発によって左上顎全摘術を受けた夫タケさん。 手術翌日のタケさんの姿は家族全員が驚いてしまいましたし、この先回復できるのかと不安でいっぱいでした。 ちゃんと回復しました。驚くほどの早さだったと記憶しています。 その後、退院までの間にタケさんがどんな風に回復していったのか、私の記憶、あとは家族・親族とのLINEのやり取りを見返しながら書いておきます。 【術後〜退院まで】 ・術後72時間(急性期)の間、少しづつベッドの角度を上げる時間を作る ・... -
左上顎全摘術/術後翌日
タケさんの闘病※術後翌日のタケさんの写真を載せました。苦手な方は読み飛ばしてくださいね。※ 2019年9月4日、手術翌日、タケさんはICUから一般病棟に移りました。 全身管だらけ。 顔は大きく腫れています。 ほとんど眠っている感じでずっとうつらうつらしている状態。 声をかけると目が覚めて、意思表示はしっかりできていました。 何か訴えたいことがあると右手で字を描く仕草をするのでペンを持たせて、ペンの先にホワイトボードを持っていくと字を書きます。 「○○が痛い」「ナースコールして」等、身体が辛いところを... -
左上顎全摘術当日
タケさんの闘病2019年9月3日、手術当日 パカラさんは仕事だったので私とゴボさん2人で病院へ向かいました。到着は7時頃。 手術の予定時間は10時間くらいと聞かされていました。順調に進めば18時頃には終わるだろうと思っていました。 【手術室に入るまで】 声がかかって手術室へは3人で向かいました。3人で歩いてエレベーターに乗って、手術室の前まで。 「行ってらっしゃい」 「行ってきます」 「頑張って」 「イタリア人みたいなイケメンになってくるわ」 そんな普通にちょっと笑って会話をして別れました。 【タケさん...