週末、専門学校時代の友人と久しぶりに会ってきました。
専門学校といえばそれこそ35年来の友人ということになります。
35年…『生まれた子も中年になっている』くらいの年月です。
IT系の専門学校に通っていた私。彼女とは同じクラスで、自宅の最寄駅が同じだったという事もあり、共によく学び、よく遊びました。
なぜIT系の専門学校にしたのか?入学してから大いに後悔したちんぷんかんぷんの授業。
帰りの電車で隣に座り、自分の作ったプログラムを印刷した用紙を広げてあーでもないこーでもないと2人で悩んだり、WALKMAN(その頃はカセットテープでした)でお互いのお気に入りのアルバムをイヤホンを片っぽずつ付けて聴いたり…
彼女の旦那さんは私の友人でもあります。
結婚と同時に旦那さんの実家の群馬県に移り住んでお互い子どもが生まれてからは育児に追われて数えるほどしか会っていませんが、会えばいつでもその頃に一瞬でタイムスリップできる大切な友人です。
群馬に嫁いだので「群ちゃん」とでもしておきますかね(本人が知ったら怒るかな?(笑))
大都会『東京で呑む』というミッション
今回会うきっかけとなったのが先月群ちゃんから届いた「誕生日おめでとう」LINE。
そこから久しぶりに呑もうよという流れになったわけです。
いわゆる『浜っこ』(横浜市に住む人の事)の2人。いつも遊ぶのは『最寄駅』。背伸びして『横浜駅』。
前回会った時も群ちゃんの帰省に合わせてだったので横浜駅。
今回は実家には寄らないのでどこで会おうかという話になり、お互いの最寄駅の中間点くらいの駅を検索した結果、東京駅となった訳ですが、2人共東京駅で遊んだ事なんか無い!!
東京=大都会
東京=人がいっぱい
東京=怖い
という田舎者センサーが働くわけですよ。
どうしようか悩んだ結果、『せっかくだからチャレンジしてみよう』となったんです。
ミッション①『銀の鈴』にたどり着け
東京駅をまるで知らない2人ですから待ち合わせ場所の『場所』を知らない(汗)
『渋谷ならハチ公前』みたいな代表的な待ち合わせ場所にしようという事になり、ググった結果…
どうやら『銀の鈴』というものが有名らしい。地下街の中心部にあるようなので目的地はそこに決定。
集合場所『銀の鈴』、集合時間12時
東京駅に1時間も早く着いたのは私。待ち合わせ場所を探す時間を考えたら想像よりずっと早く着いてしまった。
電車を降りてエスカレーターで上に上がる。そしたら…
分かりやすい案内発見。そんなに有名なのね〜。この案内に従って歩いたらすぐに到着できました。
遅刻魔『群ちゃん』
35年前から待ち合わせ場所に早く着くのは私。
群ちゃんはいつも待ち合わせの時間より15分遅れてやってくる。
35年前は携帯電話なるものは普及してない頃。
毎度毎度、待ち合わせ場所を間違えたのではないか、群ちゃんに何かあったのではないかと心配する。
しばらくして、「あ、そうだったわ。15分遅れて来るんだった」と思い出す。
そして今回も時間になっても来ない。
でも携帯電話どころか今はLINEなどという便利なものが普及して、
「〇〇分着の電車に乗った」と連絡が来ていたので安心して待っていられた。
予想した時間に電話が鳴って「ねぇ、私今どこにいるの〜?全然分からないんだけど〜(涙)』
そう言われても私も全く分からないので気長に待つ事に。15分を大幅に過ぎ、30分遅れでようやく再会できました。
ミッション②昼呑みできる店を探せ
群ちゃんの第一声「もう無理〜〜〜」
人ごみと迷路のような駅の構造に早くもギブアップ表明です(笑)
次のミッションは『昼呑みできる店を探す』こと。
近くに貼ってあったインフォメーションの地図を頼りに食事エリアに行ってみたら、そこがあまり人通りの多くないいわゆる「飲み屋」が並んだ場所。たまたま見つけた割に運が良かった。
『ビール380円』に惹かれて入店。
昼の時間帯だけあって、東京駅なのにお客さんはそんなに多くはなくて、おばちゃん2人にはちょうど良い感じ。
前回会ったのはいつだったか?タケさんが癌になる前だったから少なくとも6年は会ってなかったかな。
飲んで食べて喋って、喋って飲んで笑って、喋って喋って喋って…飲んで笑って。
タケさんが亡くなってから一度も会ってなかったけれど、
群ちゃんは
「少し落ち着いた?」
聞いたのはそれだけ。
私は
「うん、だいぶ落ち着いたよ」
言ったのはそれだけ。
あれこれ優しい言葉を掛けれらたら泣くのが嫌で話をはぐらかしたり、つまらない強がりを言ってしまったりしてしまうから、そんな群ちゃんがやっぱり好きだなあってしみじみと再確認して。
ミッション③カラオケ店を探せ
35年前から[飲んだ後カラオケ]が定番コース。
この日もその定番を再現しようとカラオケ店を探すことに。
ググったところ、地下には無さそう。地上にはいっぱいある。
ってことは地上に出なければいけないのだけれど、はて、どうやって出ればいいの?
とにかく近くの出口から地上に。そこからはGoogleマップさんのお世話になって割とすんなり入店できた。
3時間のフリータイムをひたすら歌う。35年前によく歌った歌。最近よく聴く曲も。
時間はあっという間。12時集合したのに、カラオケ店を出たのは19時。
ミッション④東京駅駅舎のライトアップを撮影せよ
あたりはすっかり暗くなったので、ライトアップされた東京駅駅舎を見に行こうと決めたのは良いものの、どうやら今いる場所から線路を挟んだ向こう側に駅舎はあるらしい。
って事はまたあの迷路を行かなければいけないのね〜(汗)
Googleマップさん起動して地下街を歩けど歩けどいつまでたっても線路をくぐれない!!なぜだ。どういうこと?
さすがにギブアップで、改札にいる駅員さんにGoogleマップの地図を見せて「線路くぐってここに行きたいんです」と言って道順を教えてもらって何とか到着。疲れた〜〜〜。
疲れた甲斐があったと思わせる感動のライトアップでした。綺麗だったなあ。
ミッション⑤帰りの電車に無事に乗れ
その後スイーツを食べ、そろそろ2人の宴もおしまい。
名残惜しい気分に浸りたいところだけれど、気になるのは帰りの電車に無事に乗れるのか?
お互い違う路線で来たのだから、当然帰りも別々。
路線案内の掲示板を見ながら「私はこっち???」なんて言いながら、そっちを見たら目の前階段だけ…え?ホントにこっち?
なんて感じでお互い「????」な心細い感じで「またね。また会おうね」と言って別れました。
帰宅後のLINE
お互い無事に家に着いたのを確認したのは23時。
いやあ、疲れました。
でもとっても楽しかった。ドキドキも心細さも今回のミッションの良いスパイスになりました。
2人のやりとり、その日最後のLINE。
「次は東京駅以外でね」
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