このところ、暖かい日が続くようになりましたね。
ここ関東はいち早く桜の開花宣言が報道されました。
いよいよ春本番です。
タケさんの作ったウッドデッキを壊す不届者
我が家には小さなウッドデッキがあります。
我が家はコの字型をしていて、『コ』の凹んでいる所にタケさんがウッドデッキを作ってくれたのは入居してすぐ。
今から15年前になります。
DIYなんていう言葉もまだ無かったんじゃないかしら?
普段大工仕事なんて一切やらないタケさんが「ウッドデッキを自作する」なんて急に言い出すものだから、
正直「え?そんな中途半端なもの作ってもどうせ長持ちなんてしないのだから、プロに頼んだ方がいいのに…」と思ったものの言い出せず…
トラックから運び込まれる長ーーい板、そして次から次へと買い揃える工具類。
ウキウキのタケさんとは裏腹に膨らむ私の不安。
工具を扱う大音量もご近所への騒音にならないかと気になってハラハラしたものです。
しかーし、意外や意外(笑)、しっかりした立派なウッドデッキが仕上がりました。
グラつきガタつき一切無し。15年、メンテナンスといえば数年に一度塗料を塗るくらいです。
階段のグラつきの原因は…
そんなしっかりした作りに仕上がったウッドデッキですが、ここ数年、階段部分のグラつきが気になっていました。
昨年のこと、いよいよ足を載せるのが危なく感じるほどグラついてきたんです。
ちょうど真ん中の板あたり。
踏み板は問題無いようなんだけれど…
基礎の状態を見ようと思って踏み板を外してみました。
すると…
なんとなんと基礎の木材がアリの巣になっていました。
ここ数年、ウッドデッキにアリがたくさんいると思っていましたが、原因はここにあったようです。
階段を撤去して、ボロボロになった木部を指でほじくり出したら…
基礎の木材が無惨な姿に。
アリンコの野郎〜。タケさんが作った大事なウッドデッキなんだそ!!なんて事をしてくれるんだ〜!!
それにしても小さい小さいアリンコさん。その力はものすごく大きい。
そして、作ってくれたタケさんはもう直してくれない。
一度は業者さんに修理をお願いしようかと思ったのだけれど、家族以外の手を加えたくないという気持ちが勝ってしまって。
そのうち暑い夏になり、寒い冬になり…その間、階段部分の無事だった木材はウッドデッキの上に放置されていて。
ウッドデッキの階段、再生プロジェクト
またまた出ました『再生プロジェクト』(笑)
一昨日、急にお客様のキャンセルが入って丸一日仕事が休みになって、ふと思い立ちました。
暑くもなく寒くもない絶好の陽気。やるなら今しか無い!!
15年前このウッドデッキを作った時の端材が物置に少し残っていたので、あれこれ出してきて寄せ集めて、パズルのように組み合わせて、「よし、いける」
15年前の端材と15年前の工具類
物置から出してきました。
使い方はよく分からないけれど、説明書を読めばなんとでもなる(笑)
丸ノコ、怖かった〜。
パズル通りに木材をカットしました。
せっかくだからウッドデッキの手入れも。
高圧洗浄機(これもタケさんが購入)で苔や汚れを吹き飛ばして…
サンダーで木部のヒビ割れ部分を滑らかに。
階段部分の踏み板も…
サンダーで表面を削りました。
気になるところだけサンダーをかけたのでマダラ模様です(笑)
いいんです。いいんです。家庭なんですからなんでもアリ。
あいにく明日は一日中雨予報。
雨が上がって木部がしっかり乾いたら、塗装して、そのあと階段作りにかかります。
少しでも長く、1日でも長く。「もうさすがに直らないね」と思い残すこと無く撤去する。
その時が来るまで大事に大事に直しながら共に過ごしていこう。
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