私の仕事は家事代行。基本時間は2時間。延長を希望すると追加料金が発生する仕組みです。日常の家事は大抵の事は対象になっています。
例えば「今日は掃除機がけ・床水拭き・キッチン・トイレ・お風呂」と依頼されたら家の汚れ具合や散らかり具合を確認して、時間内に終わらせるように頭の中で順番を考えながらお掃除していきます。
先日の作業中お客様から「鍋を焦がしちゃったんですけど、どうやって落としたらいいか知ってますか?」と質問をいただいたんです。鍋底はかなり焦げていて落とすには手強そう。
時間単位の作業なので一箇所だけに時間がかかる事はお願いされる事はほとんど無い(時間がもったいないですものね)ので今回もアドバイスを求められただけだったのですが、すぐにお返事できなかったんです。
帰宅してからもそれが引っかかっていて、次回はすぐにお答えできるように調べておかないといけないなと思っていたその翌日…なんとなんと
我が家の鍋が焦げ焦げに!!
私が鍋を焦がすなんて何年振りの事か?頂いた栗を茹でていて水を切らせてしまったんです。(栗だったので中身は美味しく頂きましたよ)
手強い!!間違いない…そしてこれはチャンスだ。
私のミッションは「2時間の時間内で他の掃除もしながら鍋の焦げ付きを最短で落とす」
まずは重曹。焦げが浸かる水を鍋に入れ、重曹を今回は大さじ3杯。火にかけて60度以上で10分。火を止めてお湯が冷めるまで待つ。
1時間もすればお湯は触れるくらい冷めたので、お湯を捨て、スポンジで軽くこすった後がこれ。
手かからずでここまで落ちたのはすごいけれどまだまだという感じ。試しにもう一回同じ事をやってみよう。
若干落ちたけれど、2回やった方がいいか?というと時間がかかる割には効果は薄い気がするので悩むところ。きっと3回目も同じような感じだと悟った私の次の作戦は
スチールウールで力わざで参ります!!スチールウールはダスキンの「石けん付きスチールウール」を使用。水をつけて擦ると石けんが染み出てくるので頑固な汚れにおすすめです。
焦げを落とした後、最後に残ったくすみは「ピカール」で。ピカールといえば高校生の頃居酒屋アルバイトしていた時、手すりなどの金属磨きが仕事に含まれていてよく使ったなあ。調べてみたら昭和24年から発売されているロングセラー商品なんだそう。
スチールウールとピカールの時間は合計10分
はい、ピッカピカになりました。
「2時間の時間内で他の掃除もしながら鍋の焦げ付きを最短で落とす」最適解は
私の最適解は
- 重曹を入れた水を鍋に入れ、60度以上で10分沸かす
- 手で触れるまで冷ます
- 残りは力わざでこそげ落とす(今回は石けん付きスチールウール&ピカール)
これなら冷ましている間に他のお掃除をして、鍋に使う時間は10分で終わらせる事ができます。(ピカールは見た目の問題なので使わなくてもOK)
モヤモヤも解消、鍋も焦がす前よりピカピカで心スッキリ。
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