2023年8月– date –
-
ピンチの時に感じるご縁と人の温かさ/終末期のこと[11]
⑦終末期のこと余命宣告後に緩和ケアに移行した夫タケさん。その時には癌の脳転移で左目が見えなくなっていたけれど、右目は見えていました。片目が見えなくてももう片目は見えていたので日常生活は問題なく送れていました。 それから1ヶ月ちょっとで右目の見え辛さを自覚するようになり、訪問看護師さんの初回訪問の頃には右目もほとんど見えなくなって、両目が見えなくなった不安で押し潰されそうな日々を送るようになっていました。 【偶然とは思えないようなご縁】 我が家に来てくれた訪問看護師さん。男性と女性の2名体制... -
訪問看護師との出会い②/終末期のこと[10]
⑦終末期のこと余命宣告された夫タケさんを自宅で看取るため、訪問医と訪問看護師にお世話になることにしました。 以前の訪問看護師に嫌な思いをした経験を思い出してしまって、なるべく先延ばしにしたい気分になった事で、「明日お邪魔したい」という電話を「もう少し延期してほしい」とお願いしました。 その先延ばしした期間に右目の見え辛さを感じるようになり、訪問看護師さんが初回に訪問してくれた時には全くと言っていいほど見えなくなっていました。 両目が見えない不安に押し潰されそうな日々。 『あと⚪︎日で看... -
『お盆』という名の家族団欒
日々の雑記お盆休みと祝日と有給を絡めて10連休を取ったと言って次男ゴボさんが帰省してきていました。 私の職場も祝日を絡め5日間のお盆休み。 こんな機会もなかなかないよね〜っという事で思い切ってブログの更新も少しお休みして、のんびりと家族団欒を楽しみました。 お盆は『亡くなった方の霊を一年に一回、自宅に迎える日』なんだそう。 一年に一回しか家にいないと言われても、いつも見守ってくれていると思って日々生活している私としては、一年に一度しか家にいないと思うのはちょっと、いやスゴく寂しい気分になっ... -
日本武道館へ行って来ました/夫のいない寂しさを癒してくれるもの
日々の雑記先日日本武道館に行って来ました。あの『大きな玉ねぎ』の場所です。 日本武道館といえばアーティストの聖地?? いやいや、武道館ですからね。もちろん『武道の聖地』ですよ。 毎年夏休みに行われるこの大会。 全国から小中学生が大勢集まって来るんです。 武道の種類も様々。 今年はうちから4人の小学生が参加する為に私は引率のおばちゃんとして行ってきました。 【靖国神社へ朝参拝】 開場より1時間半も早く着いてしまったので朝参拝に。 日本武道館から大鳥居まで徒歩で10分かからないくらいの短い距離だった... -
両目が見えなくなるということ/片目が見えないこととの差/終末期のこと[9]
⑦終末期のこと夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)が脳に転移して余命宣告をされた時、既に癌が視神経を圧迫し左目は見えなくなっていました。 「今後癌が大きくなる事で右目も見えなくなるであろう」と大学病院の主治医からは言われていました。 でも、在宅医療に切り替えた訪問医からは、「両目が見えなくなるまで生きていられないであろう」と言われた事で、大いに心配はしつつも『両目が見えなくなる』という状態をどこか他人事のように考えていたように思います。 いつもの『まさかうちにそんなことが訪れるはずがない』と... -
訪問看護師との出会い①/終末期のこと[8]
⑦終末期のこと余命宣告を受け、夫タケさんを自宅で看取る為、ケアマネさんが選定した訪問医と訪問看護師にお世話になることにしました。 訪問医との出会い ↓↓↓ 【訪問看護の嫌な思い出】 『訪問看護』と聞いて、嫌な思いが湧いて出て、夫タケさんを自宅で看取る為には必要な事だと分かっていても、『なるべく先延ばしにしたい』、条件反射的にそう思ってしまっていました。 以前、訪問看護をお願いしていたのはタケさんのお母さんを在宅介護していた時。 「自分の娘だと思っている」私のことをそう言ってくれていたタケさんのお...
1