明けましておめでとうございます。
新年最初の投稿です。
今年も一年、よろしくお願いいたします。
年末からゴボさんが帰省してきて3人で年越しをしました。
年末から年始にかけて、楽しく過ごしました。
けれど我が家の”賑やか担当”を担っていたタケさんがいないのでいつもよりずっと静か。
寂しい気分を3人とも口には出さないけれども感じていると思います。
お雑煮談義
お雑煮……このフレーズ、紛争を巻き起こしそうな単語ですよね(笑)
地方によって中に入る具・丸餅か角餅か・つゆの味付けも全然違って、面白いですよね。
私の住む地域のお雑煮
千葉県でも私の住んでいる地方のお雑煮は…
つゆはカツオだしで醤油ベースの味付け。
トッピングに鰹節・青のり・はばのりを山盛りたっぷり乗っける
というもの。
年末になると”はばのり”がスーパーにも当たり前のように並ぶんですよ。地域柄ですよね。
我が家のお雑煮
”我が家のお雑煮”と言えるもの…
我が家のお雑煮
我が家のお雑煮は…
つゆは鶏がらだしで、塩と醤油で味付け
具は鶏肉・白菜のみ
これは私の家庭の味です。私は幼い頃からこの味で育って、結婚する時に母から作り方を教わりました。
2〜3時間、アクを取りながら煮出す鶏がらスープが味の決め手です。
両親は共に長崎県出身ですから長崎の味なのかもしれません。
私が作る時はいつもこのお雑煮です。
だから息子たちもお雑煮と言ったらこれです。
いつだか誰かが「お雑煮って夫の実家の味を受け継ぐものじゃないの?」と言われて
「確かに」・・・
タケさんの実家のお雑煮は
タケさんの実家のお雑煮は…
つゆはカツオだしで醤油と塩で味付け
具は小松菜・蒲鉾・人参など
結婚してからは毎年タケさんの実家で年越しをしていました。
当然出てくるお雑煮はタケさんのお母さんが作ったもの。
タケさんが幼い頃から食べている味付けです。
これを正月に食べて、家に帰ってきた後は私の味付けのお雑煮を食べていたんですよね。
そこからずっとなので当たり前のように私が作るのは私の育った味のお雑煮になっていて、
タケさんのお母さんが亡くなってからは食べることがなくなっていました。
「夫の実家の味を引き継ぐものではないのか」と言われた話をタケさんにした時
「俺は実家の味付けが食べたいよ」
「え?」
知らなかった…
よく考えてみたらそうですよね。幼い頃から食べている味で食べたいですよ。
その翌年から二つとも出すことにしました。
と言っても息子たちが望むのは小さい頃から食べている鶏がらの味付けですから、1日の朝に出すのは私の味のお雑煮バージョン。その日の夜にはタケさんのお母さんの味のお雑煮バージョン。
もっと早くに気づいていれば良かったなあ。
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